「犬を迎えるのは初めてで、健康管理って何をすればいいの?」
そう感じている飼い主さんも多いと思います。最初は戸惑うこともありますが、大丈夫です。ひとつひとつ覚えていけば、自然とできるようになりますよ。
まずは「環境づくり」から始めましょう。犬にとって安心できる居場所を用意することが、健康の土台になります。静かに眠れる場所、トイレの場所、食事スペースをきちんと分けてあげると、生活のリズムも整いやすくなります。
次に知っておきたいのが「ワクチン」や「予防」のこと。犬も病気にかかることがありますが、多くは事前に防ぐことができます。ワクチン接種やフィラリア予防、ノミ・ダニの対策などは、動物病院でスケジュールを相談すると安心です。「何を、いつまでにするか」がわかれば、管理もしやすくなります。
ごはん選びも大切なポイント。初めてのうちは、年齢や犬種に合ったフードを選んでおけばOKです。「うちの子、これでいいのかな?」と心配になったら、お店のスタッフさんや動物病院で気軽に聞いてみてくださいね。
体を触ることにも少しずつ慣れさせていきましょう。おうちでのケア(ブラッシング、爪切り、耳の掃除など)は、健康チェックにもつながります。無理に全部やろうとせず、「今日は背中だけ」「次は耳を軽く触るだけ」など、少しずつ練習していくと、お互いにストレスになりません。
そして、健康管理でもっとも大切なのは「毎日の様子に気づくこと」です。食べ方、寝方、歩き方、なんでもOK。毎日見ていると「今日はなんだか元気がないな」「いつもより食べるのがゆっくりかも」といった変化に気づけるようになります。
わからないことがあったら、一人で抱え込まずに聞いてみましょう。病院の先生や周りの飼い主さんも、きっと力になってくれます。
初めての健康管理は、慣れるまで不安になることもあると思います。でも、愛犬の「元気でいてほしい」という気持ちがあれば大丈夫。無理なく少しずつ、自分たちらしい健康管理のスタイルを見つけていきましょう。